木製門扉の魅力とオリジナルデザインをご紹介!オーダーメイドで理想を実現しませんか?
世界でたった一つ、あなただけのオリジナル門扉を実現しませんか?
ステキな家やガレージでも、門構えは既製品の組み合わせだと、デザインがなんだかしっくりこない。
既製品の組み合わせだと、画一的なエクステリアデザインに仕上がってしまう事があります。(もちろんデザイナーさんの力で解決できることも多いです。)
敷地の外と中を隔てる門扉はその家の顔でもあります。
そのため、オシャレかつ他とは違う門扉をお探しの方も多いと思います。
画像共有で人気のSNS「インスタグラム」では、「#門扉」と検索すると2023年5月12日時点で23,000件の投稿が寄せられていました。
「#門扉デザイン」でも500件以上の投稿があるので、多くの方が門扉やそのデザインについて興味を持たれているのかがわかると思います。
そこで今回は、オシャレで自由度の高い「木製のオーダー門扉」をご紹介させて頂きます。
■この記事はこんな方にオススメ。
・木製門扉のデザインを見たい方。
・今ある木製門扉の修理やリフォームをしたい方。
・木製門扉の価格はどれくらいか知りたい方。
・オーダーメイドの木製門扉を製作する会社を探している方。
サイズもデザインも自由自在。オリジナリティあふれる木製門扉。
オーダーメイドの木製門扉は、木材をフレーム材で補強し強度を確保しながら、お客様の要望に合わせたオリジナリティあふれる作品となっています。
本物の木の質感は、既製品にはない豊かな表情を見せてくれています。
では、早速「作品」をみていきましょう。この世で1点しかないものなので、ここからはあえて「作品」と呼ばせて頂きます。
おしゃれでオリジナリティの高い木製門扉を5作品ご紹介!
まずは、斜めの板張りが特徴的なこちらの門扉。斜めの板材がラインを形成することで、門扉周辺に視線を引き付けていますね。
門の大きさは横幅4.2mくらいはあるでしょうか。
駐車スペースの前に設置していると思いますが、これだけのサイズとなると既製品では「門扉」を検討すること自体難しいと思います。
オーダーメイドならではといった作品です。
よく見ると奥側には玄関前の出入り口として、同じくオーダーの親子門扉が設置されているので、デザインに統一感が生まれています。
次は、上部にRが掛かったロートアイアンのヒンジが特徴的な作品。重厚感のあるヨーロピアン風のデザインに仕上がっています。
木ならではの色ムラも味が出ています。
形でいえば、三角屋根に合わせた三角形の門扉もありました。
まさに、この家の為の門といった感じです。
堂々たる風格で訪問者をお出迎えしてくれます。
木製のオーダー門扉は門柱も含めて設計対応が可能です。こちらは、オリジナルの門柱を組み合わせた作品。
オーダーメイドの特性を活かして、お客様の家のサイズにぴったりと合った納まり。
可愛らしいカントリー調に仕上がっていますね。
最後はちょっと特殊なオーダー門扉。
社寺のために製作された作品だそうです。
横幅が5m、高さが2.4mの大型門扉です。扉の重量が片側1枚でなんと約200kgもあるようです。
心配になるのが開閉ですが、特注のヒンジで楽に開閉できるとの事。
ここまで大きい門扉になると、扉の下にキャスターを設置し、地面にはレールを埋め込みますが、この特注のヒンジを用いることでどちらも不要となっています。
オーダーメイドならではの強みが最大限に活かされた作品ですね。
作品の写真を見ると、オーダーメイドというだけあって、同じ表情の門扉はありませんでした。
個人的にはよくこんなにデザインを思いつくな…というのが素直な感想です。
木製門扉ってどうやって作る?
さて、オシャレな木製門扉を見て頂きましたが、実際にはどのようにして作られているのか気になりませんか?
作り方をこっそりとご紹介します!
オーダーメイド木製門扉の製作は多くのプロが担当
まずは施工前の状況がこちら。
壁面の石材と、左右のウォールライトが建物の風格の高さを表しているようです。
この建物に合った門扉を作っていきます。
サイズとしては、横幅が1.7m、高さが1.9mの両開き門扉(扉2枚が開く門扉)なので、先ほどまでご紹介した門扉と比べれば、まだ現実的?なサイズですね。
しっかりと採寸を行い、加工したステンレスフレームを取り付けていきます。
フレーム取付完了出来ました。
すいません。製作工程が全然ありませんでした…
ちなみに、このステンレスフレームは、工房でしっかりと塗装を行っています。
で、同じく工房で表面に仕上げの板張りを行います。
扉本体に板が貼り終わったら、防腐効果のある塗料の塗装や扉本体の飾り金物の取り付けをそれぞれ専門の業者の方が行います。
改めて、扉を取り付ければオーダー門扉の完成です。
この扉が完成するまでに、現地実測→ステンレス工場にてフレーム製作→現場仮取付け→確認後工場に持ち帰り→木工業者による板取付→塗装業者による防腐材の塗装→金物業者による飾り金物固定→再び現地で取付。
と、完成までには四業者もの協力で完成するという事です。
オーダーメイドという事もあって、かなりの手間が掛かっているんですね。
今、設置している木製門扉を修理しますか?
木製門扉で心配なのが、自然素材ならではの歪みや腐敗ではないでしょうか?
実際、お客様の中には「既存の木製門扉が歪んで開けられなくなったので、代わりになる木製門扉を探していた。」というケースもあったようです。
さて、木製門扉特有のマイナス要因は解決できるのか?
答えはYesです。
歪みに関しては、フレームでしっかりと補強することで解決できます。
従来の木製門扉の欠点であった、数年で扉が変形し中央部分が擦れ合い施錠出来なくなるという事もありません。
腐敗に関しては、防腐・防カビ・防虫効果のあるキシラデコール塗装を用いる事で、木素材としての弱点を克服。
ですが、経年変化は発生するので、それも味と捉えられるかどうかは自然素材を選択するお客様次第といった感じです。
実際に補強がどのように行われているのか見てみましょう。
こちらの門扉は幅3.1m、高さ1.3~1.5mの大型の門扉です。
木材はハードウットのイペ材を使用しています。
自然素材ならではの表情豊かな仕上がりです。
敷地側から見てみるとこんな感じ。
柱・フレームの鉄部分はメタリコン処理(亜鉛で被覆)の上、フッ素塗装をすることで塗装のみに比べてはるかに耐久性を持たせているそうです。
内部と斜めに入っているスチールフレームの補強により、これだけの大型門扉でも歪みに対して強い構造になっています。
これなら、今ある木製門扉を修理するよりも、新しくオーダーメイドで製作する方がデザインや強度面を見ても良いですね。
木製のオーダー門扉の価格は?
ここまでくると気になるのが、この木製門扉の価格じゃないでしょうか?
完全オーダーメイドということもあり、一概には価格は言えないようです。(そりゃそうですよね…)
フレームに使用する鋼材もスチールだったりステンレスだったり、お客様のご要望に応じて様々との事。
参考程度とはなりますが、下のオーダー門扉で工事代を入れて約120万円(税込)という事でした。
設置状況やサイズ、仕様によっても価格は変動するので、あくまでも参考程度でお考えください。
家の顔となる門扉を完全オーダーしてその価格帯なら、思ったよりも手が届きそうです。
今回ご紹介した木製門扉を手掛ける会社さん。
今回ご紹介させて頂いたオーダー木製門扉を製作・販売しているのは、創業45年 外構工事実績3,500件を超える「ユタカ造園株式会社」さん。
こちらの会社は大阪府の池田市に事務所を構えておられます。
社長の伊東さんは「扉は訪れた人が初めて目に触れるもの。住む人の感性とステイタスを実現した【門扉】を心がけている」との事。
大小の現場に関わらず、いつも現場に顔を出す現場主義。
現場経験豊富だからこそ、その現場にあった設計ができるというわけですね。
今回ご紹介した木製門扉も60件を超える実績があるとの事でした。
2023年8月完成の木製大型門扉
幅6,000×高さ1,400~1,700mmと堂々の門構え
ユタカ造園が展開するオリジナルブランド「E工房」にて開発した
重量用ヒンジを使用し、大型サイズながらキャスター不要を実現。
木製門扉にご興味がありましたら、ユタカ造園さんにお問合せが出来るフォームを用意しましたのでご活用下さい。
完全オーダーメイドのため、きめ細かな対応が必要となります。
申し訳ございませんが、対応エリアについては「近畿エリアのみ」とさせて頂いております。
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