埋め込みポストと口金ポストの違いとは?外観や施工方法の違いを徹底解説
「埋め込みポスト」と「口金ポスト」どちらにするかお悩みですか?
そもそもこの2種類のポストの違いはご存じでしょうか。
今回は「埋め込みポスト」と「口金ポスト」の違いについてご紹介させて頂きます。
■この記事はこんな方にオススメ
・埋め込みポストと口金ポストの違いを知りたい方
それではどうぞ!
埋め込みポストと口金ポストの違いは?
埋め込みポストと口金ポストは、どちらもブロック積みをした門塀の中に埋め込んで施工するポストです。
え?どっちも同じじゃない?と思いますよね?
実は、投函口の「見え方」で呼び方が変わってきます。
埋め込みポスト
埋め込みポストは、本体をそのまま壁の中に埋め込んだポストです。(そのままですいません。笑)
そのため、外側(道路側)からポストを見ると見た目がボックス状になっています。
参考として、ユニソンさんの「クティ」をご紹介させて頂きます。
こちらの画像では、投函口以外の本体化粧部分も表に出ていますね。
この画像の場合は1Bサイズですが、ブロック1段分と同等サイズのため、すっきりとした収まりとなっています。
クティは、ベースボックスのサイズが1Bで幅390×高さ190×奥行300mm。
2Bが幅390×高さ390×奥行300mmと一般的なブロックのサイズに合わせた設定をしています。
そのため、施工業者からすると、ブロックを切り欠きする必要がないので施工性が高い商品です。
横から見た施工断面図です。この場合だと、化粧ブロックで仕上げる時などにブロックを切り欠かないのできれいに収まります。埋め込みポストは表から見える面積が大きいので、デザイン性や利便性が高い商品(インターホンや表札を取付けるスペースが付いたものなど)があります。
口金ポスト
口金ポストは、投函部分(口金部分)のみ外に露出した郵便ポストを指します。
こちらもユニソンさんの商品で「コラーナ」という口金ポストです。
このタイプの場合は、投函口部分を表に出すためにブロックをカットする必要があります。
このコラーナの場合は、投函口から本体までの長さが05タイプと15タイプの2種類があります。
05タイプの場合は、住宅側の出幅が最小限となっています。15タイプの場合は、ベースボックスを壁の裏に接地させる事でブロックの切り欠きを減らすことで施工性を高めていますが、ボックスが敷地内に飛び出すため設置位置をしっかりと検討する必要があります。
口金ポストは、表から見える面積を小さくする事でスッキリとしたシンプルなデザインが多いです。また装飾が少ない分お求めやすい価格も魅力です。
まとめ
今回は口金ポストと埋め込みポストの違いについてご紹介させて頂きました。
口金ポストも埋め込みポストも本質的には埋込型。
ただし、投函口だけが表から見えるポストは口金型。
埋め込んだ部分がボックス状になっているのが埋め込みポストです。
余談ですが、この扱い方の違いについては、メーカーさんによってもまちまちです。
三協アルミさんやオンリーワンクラブさんのカタログでは、埋め込みポストと口金ポストをカテゴリーで明確に分けていますが、ひとくくりに埋込ポストとしているメーカーさんも多いです。
これは一つのメーカーさんで取り扱われている埋込型のポストの種類の少なさから、あえて分けていないということも考えられますね。
それでは今回はここまで。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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