裏側はアルミ色!コストを抑えて木調フェンスを設置する方法

裏側はアルミ色。コストを抑えて木調フェンスを設置する方法

木調フェンスを安く設置する方法をお探しですか?

相見積もりで価格を落とすという方法もありますが、元から安く価格設定がされている木調フェンスをベースに相見積もりをする方がより安く木調フェンスを設置することが出来ます。

そこで今回は「元から」安い木調フェンスをご紹介させて頂きます。

■この記事はこんな方にオススメ
・木調フェンスにしたいけどコストは抑えたい方

木目調フェンスはアルミフェンスよりも高い。

道路側から見えるところだけでも木調フェンスにしたいという方は、多くいらっしゃいます。

この道路側から見える所だけ、というのは価格が大きな要因となっています。
なんせこの木調ラッピングのフェンスは、通常のアルミ形材フェンスよりも価格設定が高いんです。

LIXIL フェンスAB比較

通常のアルミ形材に加え、木目調のラッピング材が追加されている分、アルミカラーのフェンスよりも割高になるのは仕方ないですね。

家側まで木調じゃなくてもいいんじゃない?

となると、コストカットで次に考えるのは

「家側から見たときはアルミ色で、外からの見た目だけ木調にしたら安いのでは?」

そう考えたあなた。ご明察です!

そんな方にオススメの商品は、外観は一見すると木調フェンスでも、裏側(家側)から見るとアルミ色という、三協アルミさんの「シャトレナⅡ」。

三協アルミ シャトレナ三協アルミ シャトレナⅡ1型(片面木調色)

外観は木調色ですが、家側から見るとアルミカラー。
写真で使用しているカラーはスモークナットですが、この場合はアルミカラーはブラックで固定となります。

三協アルミ シャトレナ

フレームの色がブラックなので、板の部分がブラックでも違和感がありませんね。

このシャトレナⅡの面白いところは、同じデザインの商品で片側アルミ色と両面木調色の2種類用意されているという点。

三協アルミ シャトレナ横格子仕様は1型(片面木調)と2型(両面木調)の2パターンから選択が可能。

デザインを予算で妥協しないで済むのは嬉しいですね。

フェンスの裏側を細かく表記

業者目線になってしまいますが、三協アルミさんのカタログは非常にわかりやすい作りになっています。

というのも、カタログに両面のイメージが一覧で掲載されています。

三協アルミ シャトレナ

他のメーカーさんでは、フェンスの形状は一覧で掲載されていますが、裏側のデザインがどうなっているのかは詳細ページを見ないとわからない作りになっています。

そのため、フェンスの裏側(家側)がどうなっているのか探しにくい。

設置してから、フェンスの裏面がアルミ色で思ってたのと違う・・・ということも避けられるので、よりユーザーさんの立場に立ったカタログ作りになっていると感じます。

では、どれくらい価格が違うのか?

片面木調と両面木調ではどれくらい価格が違うのか、メーカー別で比較してみました。

今回比較した条件は以下の通り。

  • デザイン:横格子タイプ
  • 高さ:T-8(カタログに画像が出ている高さ。)
  • 長さ:1スパン分(フェンス1枚分※間口約2メートル)
  • メーカー:LIXIL・四国化成・三協アルミ・YKKAP

その結果がこちら!

木調フェンス価格比較

両面木調と片面木調で比較すると、もちろん片面木調の方が安いという結果となりました。

フェンス1枚で見ると大した差はないかもしれませんが、フェンスは1枚で終わらないケースの方が多いので数が多くなってくると、この差は結構大きいですね、

なお、今回の比較であればYKKさんが一番安い結果に。(完全にダークホース(笑))

価格差は同じく片面木調の三協アルミさんと誤差400円なので、かなり価格調査されているんではないかと感じました。

価格差に起因している点としては、格子間の隙間と格子本数だと思われます。

先ほどのT-8サイズで2社を比較すると、

  • 三協アルミ シャトレナⅡ 1型
    横格子本数7本、格子間隙間15mm、格子サイズ85mm
  • YKKAP ルシアスフェンスF04型
    横格子本数6本、格子間隙間21mm、格子サイズ87mm

格子間の隙間から、目隠し効果は三協アルミの方が高いという結果に。

価格差が微々たるものだけにこの点はしっかりと抑えておきたいですね。

なお、両面木調(木樹脂)のマイティウッドと比較すると…

参考まで、同じT-8プランでマイティウッドと比較すると、デコⅡであれば定価31,800円という結果に。(※今回はブロック上かつ高さが低いので、柱開き止めは明細に入れていません。)

マイティウッド比較

両面木調(木樹脂)かつ、コストダウンにつながるようであれば、マイティウッドも候補になりそうですね。

気を付ける点として、以前ご案内したように、マイティウッドは施工に手間がかかるので、施工費も加味してプランを比較する必要があるということです。

まとめ

今回は、木調フェンスを安く設置する方法についてご紹介させて頂きました。

道路側が木調でも、家側(裏側)がアルミ色のフェンスを選ぶことで、コストダウンにつながります。

今回比較した商品と材質は異なりますが、マイティウッドであれば両面木調の為、裏表を気にする必要がありません。

フェンスを設置する面積が小さければ、マイティウッドも候補に加えてもいいかもしれませんね。

この記事がお客様のフェンス選びの参考になれば幸いです。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。

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