木製の表札が人気の理由や設置上の注意点を解説
木製の表札は木目の美しさや、温かな雰囲気から人気が高いです。
和風の家はもちろん、従来の木製表札のデザインと異なる趣向を凝らした表札が発売されたことで、洋風の家にも合わせやすくなりました。
また、木のような天然素材は、家の運気を上げる効果があるとされることも人気の理由の一つです。
ただし、木は保水性が高く、雨風が直接当たるなど、設置する環境によっては劣化が早まるため注意しましょう。
本記事では、木製の表札が人気の理由と設置上の注意点を解説します。
■当記事はこんな方にオススメ
・木製表札を検討中の方
木製の表札が人気の理由
木製の表札は根強い人気があります。
また、運気アップなどの観点からもよいとされているため、縁起を担ぎたい人にもおすすめの素材です。
木製の表札が人気の理由を2つ紹介します。
自然な風合いと温かみが楽しめるから
木製の表札は、自然な風合いと温かみが楽しめることから人気です。
木ならではの落ち着いた色合いやぬくもりから、木の表札は、和風・洋風どちらの家にも合わせやすくなります。
なお、洋風の家については、表札のデザインがお家とマッチするか考慮する必要があります。
美濃クラフトさんの「銘木表札 WK-52」
木の表札をステンレスケースとドッキング。
木の優しさを持ちながらもエッジの効いたデザインに仕上がっています。
洋風のお家にもマッチします。
木製表札は加工性がいいため、文字部分を掘る以外に、表札本体を加工することで文字の表現を広げることが出来るのもポイントです。
また、一つひとつ木目が違うため、人工素材の表札にはない個性も楽しめます。
表札に使われる木の種類
木製の表札は使う木によっても雰囲気や耐久性に違いが生まれます。
一般的に使われる木は以下のとおりです。
- クリ:耐久性・耐水性ともに高い
- ヒバ:水気に強く神社仏閣でも使用されている
- ケヤキ:硬く強度が高い
- ヒノキ:光沢と香りがよく柔らかい
- イチイ:名前からゲン担ぎとしても使われる
- サクラ:赤褐色で硬く強度が高い
運気アップが期待できるから
木製の表札は、運気アップが期待できることからも人気です。
運気アップに表札の素材は木がよいとされています。
そのため、運気アップやゲン担ぎをする人の間でも木は人気が高い素材です。
浮き彫り仕上げができる点もポイント
運気を上げるためには表札の文字も重要となり、中でも木製の表札は「浮き彫り」ができる点がポイントです。
浮き彫りとは、木に書かれた名前部分ではなく、周りの余白部分を削ることで、文字が盛り上がったように見せる技法です。名前が盛り上がる=自分の運気も盛り上がると、考えられることから縁起がよいとされています。
福彫さんの「銘木表札 ヒノキ浮彫 803」
伝統的な和のスタイルがお家の風格を演出してくれます。
木製の表札を設置するときの注意点
木製の表札は見た目のよさだけでなく、運気アップも期待できるものの、天然素材のため、人工素材の表札よりもデリケートです。
また、寿命は10年程度とされるため、劣化が気になるときは新しいものと交換するのがおすすめです。
木製の表札を設置するときの注意点を見ていきましょう。
直射日光や雨が当たらないようにする
木は天然素材のため、紫外線が強かったり、雨が直接当たったりする場所に設置すると劣化や変化が早まります。
特に、保水性の高さから、雨風の当たる環境では腐食などが生じる恐れもあります。
そのような環境に設置したいときは、耐水性の高い木材を選ぶことが大切です。
経年劣化により変色や腐食が生じやすい
木製の表札は経年変化による表情の違いを楽しめる反面、手入れをしていても、時間が経つと変色や腐食が生じてしまいます。
また、無垢材などは、そりや歪みが生じやすい点にも注意が必要です。
艶だしをしている表札では、定期的にオイルやワックスを付けて磨く必要があります。
木製表札の寿命は10年前後
設置環境により違いがあるものの、一般的に木製表札の寿命は10年前後とされています。
もちろん、一生ものとして大切に使うこともできるものの、「家の顔」とも呼べる部分のため、劣化が目立ってきたら早めに買い替えるのがおすすめです。
木製表札はどんな家にも合わせやすい!
どのような家にも馴染む木製表札は、自然な風合いがおしゃれなだけでなく、運気アップ効果も期待できることから人気があります。
とはいえ、天然素材のため、直射日光や雨風の当たる環境では劣化が早まることもあるため注意が必要です。
表札は家の顔ともいえる大切な部分です。
雰囲気にあったお気に入りのものを選ぶのはもちろん、劣化が気になるときは早めに新しいものと交換することをおすすめします。
当記事がお客様の表札選びの参考になれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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