メッシュフェンスのコストパフォーマンスを徹底比較!四国化成・LIXIL・YKKAP・三協立山アルミどこが一番安い?

メッシュフェンスのコスパ徹底比較

メッシュフェンスはどれも同じと思われている方も多いかもしれません。
というか、私もその中の一人でした(笑)

本記事では、メッシュフェンスとは?に始まり、メッシュフェンスの各メーカー比較を交えながらオススメのメッシュフェンスをご紹介させて頂きます。

■本記事はこんな方にオススメ
・メッシュフェンスをお探しのお客様
・安いメッシュフェンスをお探しのお客様

そもそも「メッシュフェンス」とは?

まずはじめに、メッシュフェンスについてご説明させて頂きます。

本記事でお伝えしているメッシュフェンスは以下のようなものを指します。

四国化成建材 メッシュフェンスG型 自由支柱タイプ ブラック

戸建ての敷地の境界などに設置する比較的コストパフォーマンスに優れたフェンスです。

境界に使う事が主になるため、目隠し効果はなく、高さは600~1,200mm程度のラインナップが多いです。

フェンス本体と柱に分かれており、施工時に柱へJ型のフックを貫通させてフェンス本体を挟み込んで設置します。

「ネットフェンス」と混在しないように注意。

実は、私もそうだったんですが、以下のようなネットフェンスと混在して覚えてしまっているという方も多いと思います。

JFE建材 Vネットフェンス

このようなネットフェンスは、公共物件の敷地境界に使われている事が多い商品です。
金網とワイヤー、上下の胴縁・柱と複数の部品に分かれて納品されます。これをそれぞれ組み合わせてフェンスを製作します。

メッシュフェンスに比べると、ネットフェンスはフェンスを専門的に取り扱っている業者向けの商品となっています。

本記事ではメッシュフェンスについてご説明させて頂きます。

メッシュフェンスはどれも同じ?

先ほどの説明の通り、メッシュフェンスは境界の敷地に使う事が多いことから、デザイン性というよりも「コストパフォーマンス」が重視される傾向にあります。

また、メッシュフェンスはLIXILをはじめとする大手アルミメーカー各社が販売しています。

そのため、例えばLIXILを多く取り扱う会社の場合、普段から見慣れているLIXILのカタログからメッシュフェンス(ハイグリッドフェンス)を選ぶという流れが多いため、メッシュフェンスを比較するということもあまりないかと思います。

私もエクステリア問屋の営業マンをしていた時は、リフォームでフェンス本体だけやり替える場合以外は、普段から案内しているメーカーを中心に見積りを提出していたように思います。

比較という事で、ラインナップや定価、商品の仕様を四国化成、LIXIL、YKKAP、三協立山の4社で比較しました。

定価・高さを比較してみよう
四国化成 LIXIL YKKAP 三協立山
商品 メッシュフェンスG型
メッシュG
ハイグリッドフェンスUF8型
ハイグリッドUF8
イーネットフェンス3F型
イーネット3F
ユメッシュE型フェンス
ユメッシュE
高さ H600 7,600円 8,000円 8,400円 7,700円 7,500円
H800 8,700円 9,100円 9,300円 8,900円 8,500円
H1000 10,500円 10,600円 10,800円 11,000円 9,900円
H1200 13,100円 設定なし 18,700円 設定なし 設定なし
コーナー金具
H06価格
5,000円 2,500円 3,600円 4,400円
構成 本体1枚、柱1本、金具 本体1枚、柱1本 本体1枚、柱1本 本体1枚、柱1本 本体1枚、柱1本
柱仕様 スチール柱 スチール柱 スチール柱 スチール柱 アルミ柱

高さ別の定価を比較すると、以下のような結果になりました。

  • 設置場所が直線の場合
    三協アルミのユメッシュE型(アルミ柱仕様)が最安値。
  • コーナーが複数ある場合
    LIXILのコーナー金具の設定が安いので、全体の距離が短い中で複数コーナーがある現場の場合はLIXILが一番安くなる可能性あり。(かなり限定的)
  • H1200の場合
    ラインナップがそもそも少ない中「四国化成建材」に軍配。
フェンス本体に違いがあるのか?

ふと疑問に思うのは、この価格差は何に起因しているのか?という事。

もちろんメーカーの仕入れや販売戦略を元にしているという事もあると思うが、実際に使用するにあたって違いはあるのかという事。

上記の写真を見ても、メッシュフェンスはぱっと見では何が違うかわかりにくい。

そこで、カタログデータを元にフェンス本体の仕様を更に深堀りしてみました。それが以下の表。

四国化成 LIXIL YKKAP 三協立山
商品 メッシュフェンスG型
メッシュG
ハイグリッドフェンスUF8型
ハイグリッドUF8
イーネットフェンス3F型
イーネット3F
ユメッシュE型フェンス
ユメッシュE
柱仕様 スチール柱 スチール柱 スチール柱 スチール柱 アルミ柱
柱角数 24×34 24×34 24×34 24×34 24×36
ピッチWメッシュフェンスピッチ 52.2 60.0 60.0(H12:55) 55.3 55.3
ピッチH6 120 120 150 155 155
ピッチH8 120 120 150 170 170
ピッチH10 135 135 150 178 178
ピッチH12 135 設定なし 120 設定なし 設定なし

柱の大きさは気持ち悪いくらい似ていますね(笑)
全部同じ場所で作っているのか?というほどです(笑)

フェンス本体のメッシュの幅は少しバラツキが出ました。

四国化成のメッシュフェンスG型は幅・高さ共に4メーカーでは最も目が細かいという結果に。

逆に三協アルミは一番ピッチ間にゆとりがあるという結果になりました。この部分が価格差に出ている可能性はありそうです。

冒頭でもあったように、メッシュフェンスはコストパフォーマンスを優先する傾向があるので、メッシュのつまり具合まではあまり気にされないケースがほとんどではないでしょうか。

当店のオススメは「●●●」

結論からいうと、三協さんの「ユメッシュE型フェンス」です。

メッシュフェンスに求められるコスパにおいて優れている商品だと思います。

…ですが、当店の事情で言いますと、三協アルミさんのフェンスを全国にお届けしようと思うと「送料」がものすごくかかってしまいます。

フェンス本体は1枚あたりのサイズがH600~1200×W約2,000mmとなっています。

ヤマト運輸などの個人宅をメインとしている配送サービスでは一辺の長さが1,700mmまでとなっているため、西濃運輸などのBtoB向けの運送会社にお願いする必要があります。

この配送料金は、メッシュフェンス本体1枚あたりにつき、フェンス本体と同額程度の必要となります。

こうなったらコスパどころではありません。(笑)

そのため、三協さんの「ユメッシュE型フェンス」をオススメ出来る方は、普段から三協さんの商品をお取り扱いしている問屋さんなどとお付き合いのある業者様という事になります。

商品をお届けするという点を考慮すると、オススメなのは四国化成さんの「メッシュフェンスG型」です。

こちらはメーカーさんの企業努力もあり全国に配送して頂けます。

そのため、個人のお客様や普段エクステリアを取り扱っていない業者様にも、全国一律の価格で商品をご提供させて頂くことが可能です。

性能面においても他社とそん色がないのもポイントですね。

本記事がお客様のメッシュフェンス選びの参考になれば幸いです。

最後までご覧頂き有難うございました。

今回ご紹介した商品
PBMG【四国化成】メッシュフェンスG型 自由支柱タイプ

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