郵便物の取り出し方から埋め込みポストを選ぶ!敷地側が外部よりも高い場合におすすめのポストとは?
敷地側が階段になっているので、外側より地面が高くなります。
YKKAPのエクステリアポストG3型を考えていますが、どのくらいの高さに設置すれば無理ない姿勢で取り出せると思いますか?
これは先日、お客様から頂いたお問い合わせです。
お客様には「ご検討頂いているポストでは使いづらいと思います。」とご案内させて頂きました。
なぜ使いづらいのか?
本記事では、使いづらいとお答えしたポイントをご紹介させて頂くとともに、どんな埋め込みポストをおすすめしたのか?をご紹介させて頂きます。
■本記事はこんな方におすすめ
・埋め込みポストの取出し側の方の地面が高い状況の方
・埋め込みポストをお考えの方
どのくらいの高さに設置すれば無理ない姿勢で取り出せる?
まず、今回ご質問を頂いたお客様が検討している埋め込みポストは、前入れ後ろ出しのため、取出し側が階段の途中になるという事。
少しかがんで取り出さないといけないと感じておられました。
縮尺がおかしいのはご愛敬です。
埋め込みポストを設置する高さについては、具体的な決まりはありません。使用される方や設置状況によって、最適な高さも変わってくるからです。
ただ、参考として今回ご検討頂いていた「エクステリアポストG3型」
こちらの商品は、YKKAPさんのルシアスウォールHF01型という重厚感のあるユニットウォールです。
ほぼ完成品で納品されるので、現場では埋め込むだけで門袖が完成するという優れものです。(重量の問題はおいておくとして。)
この商品の図面を見てみると、ポスト口の中心高さは地面から「1,265mm」となっています。
製品として販売されていることから、
埋め込みポストだと、郵便物の取出し方はどれも同じ?
今回のケースで考えてみるとどうでしょうか?
階段が門袖の途中の高さにあるため、階段の一番下まで降りるか、階段の途中でかがんで取り出す必要が出てきます。
冒頭にご検討頂いていた「エクステリアポストG3型」は、裏側の取出し蓋が「上」に向かって開くため、投函物を取り出す為には扉をかわす様に低くかがむ必要が出ます。
これが、冒頭の「ご検討頂いているポストでは使いづらいと思います。」という理由です。
ほぼ毎日使う郵便ポストから郵便物が取り出しにくいって、ちょっと失敗した気持ちになりませんか?
そこで、このお客様には、裏側の蓋が「下」に向かって開く埋め込みポストをご提案させて頂きました。
取出し蓋が下に向かって開く「メリット」・「デメリット」
取出し扉が下に向かって開くタイプの埋め込みポストのメリットは、取り出す時にかがまずに取り出せるという事です。
ユニソンさんのカタログより抜粋
埋め込みポストを検討する際、投入側よりも取出し側の地面が高くなっている場合は、取出し扉が下に開くポストをおすすめします。
もしデメリットを上げるとするなら、雨が降っている時に取り出し扉を開けると、扉の内側に水滴が付いてしまう事でしょうか。
今回のケースでは、デメリットよりもメリットの方が上回るので、下向きに取出し扉が開くポストをご提案させて頂きました。
取出し扉が下向きに開く埋め込みポスト
じゃあ下向きに開く埋め込みポストってどんな商品があるのか?気になる方もいらっしゃるかもしれません。
当店では2024年5月9日現在、65点の埋め込みポストをお取り扱いさせて頂いております。
こちらから、下向きに取出し扉が開く埋め込みポストを抜粋してご紹介させて頂きます。
14色から選べる!2024年発売LIXILニュースタンダード埋め込みポスト
シンプルなイメージの単色から木調色までコーディネートの幅を広げるポストです。
機能・デザインを極めたLIXILのネクストスタンダードモデル。
豊富なカラーバリエーションなのでエクステリアデザインに合わせた選択が可能です。
シンプルデザインでメール便も受け取り可能!
200×400モジュールに対応したシンプルな埋め込みポストで、ブロック厚さに関係なく、幅広くご使用いただけます。
メール便の受け取りも可能です。コンクリートブロックと同サイズの埋込ポストなので、施工性も抜群。
化粧ブロックの意匠を生かしながらアクセントとしてポストを設置できるのがポイント。
化粧プレートでファサードに華やかさを添える
化粧プレートを組み合わせることで、デザイン性がランクアップ。
選べるデザインで多彩なコーディネイトをお楽しみいただけます。
東洋工業の組石材とコーディネート可能
端正なフォルムのデザインポスト。エレガシリーズの800サイズに収まるモジュールです。
シンプルなフォルムとカラーラインナップであらゆるシーンに溶け込みます。
シンプルなデザインのフラップがファサードのアクセントに
ファサードを上品にまとめるシンプルな口金ポスト。
400×100モデュールのシンプルな口金ポストです。
こだわりのカラーラインナップで、エレガシリーズの800サイズとの相性も抜群です。
化粧ブロックにも埋め込みやすい形状のポスト
エレガシリーズ、プレックスストーン3(500サイズ)に対応したシンプルポスト「コレト」。
様々なブロック幅に組み合わせやすい形状で、壁面の前面だけでなく、背面もスッキリした収まりに仕上げられます。
メール便の受け取りも可能です。
インターホンを一か所にまとめられる埋め込みポスト
エレガシリーズ、プレックスストーン3シリーズに対応した大型ポスト「エルゴ」。
W320×H370×D35までが投函できるワイド仕様。
インターホンが組み込める大型ポストです。
アクセントカラーがデザインを引き締める
景観と調和する、シンプルデザインの埋込みポスト。
口金のまわりにさりげなく施されているカラーが、質感を引き立てる光沢としてだけでなく、美しいアクセントになります。
15サイズでリフォームにもおすすめ
景観と調和する、シンプルデザインの埋込みポスト。
口金のまわりにさりげなく施されているカラーが、質感を引き立てる光沢としてだけでなく、美しいアクセントになります。
大容量でシンプルデザインの埋め込みポスト
大容量の2ブロックサイズの埋め込みポスト。
スペーサー標準搭載でブロック厚120mmと150mmに対応。
別売のインターホンカバーとの組み合わせも可能な埋込ポスト
選ぶ楽しさ、デザインする喜び。
コーディネート商品のインターホンカバーや化粧パネルと組み合わせると、スタイリッシュなデザインを楽しむことができます。
3桁合わせのダイヤル錠でセキュリティもバッチリ
選ぶ楽しさ、デザインする喜び。
コーディネート商品のインターホンカバーや化粧パネルと組み合わせると、スタイリッシュなデザインを楽しむことができます。
ユニソンのプレミオ(組石材)と組み合わせたい埋め込みポスト
建築デザインを引き立てる、埋込みタイプのメール便ポスト。
シンプルでムダのないデザインが、建物と調和しながらメール便を受け取れる機能性も併せ持ちます。
エクステリアデザインを引き立てる埋め込みポスト
建築デザインを引き立てる、埋込みタイプのメール便ポスト。
シンプルでムダのないデザインが、建物と調和しながらメール便を受け取れる機能性も併せ持ちます。
まとめ
今回は、取出し扉が「下向き」に開く埋め込みポストをご紹介させて頂きました。
埋め込みポストは前入れ後ろ出しになっている事が多いため、取出し側が敷地になりやすいです。
敷地側の地面が、外部よりも高い場合は、取出し扉が下向きに開くことで、かがまずに投函物を取り出せるメリットがあります。
埋め込みポストを検討する際は、設置状況に応じて取出し扉の開き方向も含めて考えることをおすすめします。
本記事がお客様の埋め込みポスト選びの参考になれば幸いです。
それでは最後までご覧頂きありがとうございました。
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