車止めもグレー色がトレンドに?カツデンの新商品を関西グランドフェア2024でチェック!
車止め・サイクルスタンドでおなじみの「カツデン」さんが、関西グランドフェア2024で新商品を展示するとの情報をメルマガでキャッチ。
ということで、今回は「関西グランドフェア2024」で展示されていたカツデンさんの新商品情報をお届けします。
・おしゃれな車止めをお考えの方
・新商品情報を知りたい方
関西グランドフェア2024って?
関西グランドフェア2024は、大手商社のユアサ商事さんが主宰している展示会。
このフェアは毎年インテックス大阪で開催されています。
展示ブースは主に「モノづくり」・「すまいづくり」・「環境づくり」・「まちづくり」とカテゴリー別に分けられていて、6号館A・Bを丸々使用した大規模な展示会となっています。
対象は取引のあるビジネスユーザーという事もあり、展示品やブランド品の販売など、即売会という側面もあるのが特徴的です。
今年の会期は2024年9月20日(金)~21(土)と、先日かじ新さんのブースを訪問した「ホテル・レストランショー」の最終日と日程が被っています。
リサーチ不足の結果、一週間の内に2回もインテックス大阪に訪問することとなったのでした。(笑)
そして土曜の方が空いているかも?と思い訪問しましたが、これが大失敗。
実はその土曜日、同じくインテックス大阪にて「第2回インターペット大阪2024」が開催されていた影響もあってか、周辺の駐車場は激込み!
屋上駐車場に入場するだけで、30分以上周辺道路で待つこととなりました。
やはりビジネスでの来場は平日に限りますね。( ;∀;)
「建材」の展示ブースは会場奥側
そんなわけでようやく関西グランドフェアの会場に到着しました!
今回の目的であるカツデンさんのブースは、建材「C-33」。
という事でさっそく訪問。
シースルー階段オブジェアシリーズの「フォルテ」と「デラス」を中心に、パブロ(パーキングブロック)・ディーナ(サイクルスタンド)が多数展示されていました。
展示ブースは恐らく1コマ分ですが、階段が展示されていることで空間の使い方に立体感が出て、なかなかにぎやかなブースに仕上がっていました。(何目線?)
気を取り直して展示物をチェック!
さて、営業の方にお話しを伺うと、売れ筋のサイクルスタンドは「ディーナクリップ」とのこと。
当店でも人気のサイクルスタンドです。
前輪を差し込む方向が分かり易いシンプルな形状なので、集合住宅や施設でも採用頂いています。
より詳しく話を伺うと、今プッシュしているのはスチール製カーハウス「カクレガ」だそう。
カクレガは、腐らない天然木材「ウリン」と、スチールを組み合わせた三角の切妻屋根が特徴的なカーポート。
屋根材は、一般的なカーポートに使用されているポリカーボネートではなく、断熱材を挟み込んだカラー鋼板を使用しているので、車内の温度を快適に保ってくれる構造。
カーポートを家のデザインの一部と考えている方にはおすすめです。
ただ、標準2台用のオプション無しの状態で定価198万円することを考えると、導入のハードルは高そうです。(今後の流通量次第で価格も変わる?)
Pablo(パブロ)の新商品を発見!
で、今回の目的でもある「Pablo(パブロ)」を発見!
新商品は2点展示されていたので、さっそくチェック!
従来品のカラー名称が適用されるのであれば「パールグレー」と思われるカラーリング。
マットな質感が特徴的です。
カラー展開についてはまだ未定とのことですが、従来通りであれば8色展開になるのではと勝手に予測。
エッジの効いた三角形のデザインが特徴的な車止め
まず最初にチェックしたのが、低勾配の三角形が特徴的なこちらの車止め。
エッジが利いているので、モダンエクステリアにマッチしそうな車止めです。
ただ、高さが低いので夜間の駐車スペースでは、少し目立ちにくいかもしれません。
また、展示品はグレー塗装という事もあり、同じく夜間は視認性が低そうです。
不特定多数が駐車する場所に設置するよりも、個人宅での使用を想定しているように感じました。
カマボコ形状と「P」マークが特徴的な車止め
次にチェックしたのは、Pのマークが中央にあしらわれた車止め。
「P」のマークは、デザイン性を追加しながら、一目で駐車スペースであるということを分かり易くしてくれています。
もう一つ特徴的なのは、このカマボコの様な丸みを帯びた形状。
カツデンさんでは「カマボコ」という車止めがありますが、こちらをより小型にしたような商品となっています。
一つ気になるのはこの車止めの施工方法。
営業の方も詳細はまだわからないとの事でしたが、どうもこの車止めはアンカー固定だとするとかなりコツがいるのではないか?という構造をしています。
というのも、この車止めを裏返すと固定する為の穴が4箇所開いていますが、穴周辺はしっかりと溶接されているので外せません。
また、本体が穴を覆いかぶさるような形状のため、打ち込み式のアンカーは使えない構造です。
寸切りボルトをケミカルアンカーで固定して、ナットを締めることを想定しているのか。
ナットで挟み込んだ寸切りポルトを接着固定するのか?(この場合は、ナットの厚み分地面から浮く事になりそう)
だとすると4箇所の位置決めはややシビアな気も…
はたまた接着剤による固定なのか?
現時点では考察にとどまるのみでした…
もしかしたら、実際に発売される際には固定方法については何らかの仕様変更があるかもしれませんね。
2024年の新商品も展示されていました。
プランターを入れて使用するプラントボックス「鉄鉢(テッパチ)」もブースの目立つ位置に展示されていました。
プラントボックスを使うことで、サイズ感やデザインに統一感を出すことが出来るので、複数個の使用もおすすめです。
展示物はあえて塗装にムラを出した特注品でしたが、屋外で使用する際にはサテンダークグレーのみの対応となっているので注意が必要です。
鉄鉢(テッパチ)は、4つの角に建築的に美しいとされる「勝ち負け」をあえて設けることで陰影を演出しているそう。
最近の建物は、直線的なデザインが多いので、エッジの効いたこのデザインは合わせやすそうですね。
また、写真では少しわかりにくいですが、底部に一体型のキャスターが付いています。
運びやすいことはもちろんですが、製品自体が少し浮き上がって見えるフロートデザインになっています。
もちろん屋内でも使用可能ですので、グリーンをおしゃれに取り入れたい方におすすめです。
カタログに落とし穴あり
ところでこの鉄鉢(テッパチ)。初めてご覧になった方も多いと思います。
この商品は、2024年5月頃に販売開始されたという事もあり、2024年のエクステリア総合カタログには掲載されていません。(…でした。)
実際、私の手元のカタログには掲載されていませんでした。
でも会場で頂いたカタログには掲載されている…
表紙は何も違いはないけど…
裏表紙を見ると、展示会場で頂いたカタログには、小さく「2024-06-5000」という記号が追加されていました!
どうやら、新商品が出たタイミングでカタログをマイナーチェンジしているようです。
WEBカタログでは、この最新版に差し替えられているので、詳しい情報がご覧になりたい方はそちらをご利用頂くか、カタログを請求してみてください。
Pablo(パブロ)の新商品が2024年の期中に発売されたら、同じようなカタログのマイナーチェンジが発生しそうですね。
まとめ
今回は、関西グランドフェア2024でのカツデンさんの新商品情報をお届けいたしました。
発売予定の車止め「Pablo(パブロ)」はマットな質感とグレーカラーが特徴的でした。
最近のエクステリアのトレンドは、ブラックやグレーといった低彩度のカラーが人気があるため、その点を取り入れた商品づくりがされているように感じました。
今回確認した2つの商品は従来品に比べて少し小ぶりな印象で、どちらかというと一般住宅向けの製品として開発されているのかもしれません。
具体的な発売日や名称、価格については現時点でアナウンスがありませんが、今から発売が楽しみですね。
それでは最後までご覧頂きありがとうございました。
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